行政書士って何をする人なの?
こちらは「尚仁沢(しょうじんざわ)湧水」というところで、3年前ぐらに撮った写真です。
さて、一般にはあまり聞き馴染みがない「行政書士」という肩書を持つ人。この仕事ってどんなものなのでしょう?
自分も、よく分からないままこの道を目指して今に至るので、他人に対してなかなかうまいこと説明できません。
法律による定義
まず行政書士法にある行政書士の業務内容がこちらです。
第一条の二 行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成することを業とする。
e-Gov法令検索
これが全てと言えば確かにそうなのですが、あまりにも漠然としています。ならば具体的にはどのような業務になるのか?と問われれば、現時点では自分にもよく分かっていません。実際、開業したての行政書士なんてほぼ全員こんな感じだろうとは思いますが。
ChatGPTの回答
今の流行りに乗ってみて、ChatGPTにも聞いてみました。
行政書士は、日本における法律専門職の一つで、主に次のような業務を行います:
- 官公署への提出書類の作成:
- 行政書士は、官公署(役所や公共機関)に提出するための書類を作成し、提出代行を行います。例えば、許認可申請書や届出書、報告書などです。
- 権利義務に関する書類の作成:
- 契約書、遺言書、内容証明郵便、告訴状などの法律文書を作成します。これにより、個人や企業の権利や義務を明確にし、トラブルの予防や解決を支援します。
- 事実証明に関する書類の作成:
- 事実を証明するための書類を作成します。例えば、不動産登記に関する書類や、会社の定款、議事録などです。
- 外国人在留許可に関する業務:
- 外国人の在留資格取得や変更、更新手続きのサポートを行います。これには、ビザの申請書類の作成や入国管理局への提出代行が含まれます。
- 経営コンサルティング業務:
- 中小企業や個人事業主に対して、経営のアドバイスを行うこともあります。これには、事業計画書の作成や補助金・助成金の申請サポートが含まれます。
行政書士になるためには、国家試験に合格することが必要です。試験は法学に関する幅広い知識を問われるものであり、合格後には登録を経て正式に業務を行うことができます。
行政書士は、個人や企業が法的手続きをスムーズに進めるための専門的なサポートを提供する重要な役割を担っています。
とのことです。法律の定義よりは具体的になりました。
一つ気になったのは、3の「不動産登記に関する書類」とある部分。これは行政書士ではなく司法書士の業務となります。
自分はどのような行政書士を目指すか
については、正直まだ決めあぐねているところです。これまた曖昧な考えですが、これまで50年近く生きてきた人生経験をもとに、いわゆる行政書士の業務と言えるもの以外にも様々なお悩みを解決できるような存在になれたらと思います。
もちろん他士業の独占業務に抵触しない範囲でですが。この「他士業の独占業務」についても、あとでしっかり調べたいと思います。
投稿者プロフィール
- 宇都宮市の行政書士
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